太閤山温泉

本日は、上関です。

先日、自治会の仲間数人で自宅からほど近い「太閤の湯」という日帰り温泉施設に行ってきました。泉質はナトリウム塩化物強塩泉ですので、口に入ると塩々しいです。

[caption id="attachment_742" align="aligncenter" width="343"] 秀吉の湯[/caption]

施設内には、飲み食いできる居酒屋コーナーや畳の上で横になれる休憩室や足つぼマッサージなどもできるリラクゼーションルームなどがあります。男湯は秀吉の湯、女湯はねねの湯という名前が付いています。しかし何故かの有名な戦国武将の秀吉と正室であるねねの名前が付いているのでしょうか？

戦国時代、天正13（1585）年８月、豊臣秀吉（当時は羽柴秀吉）が富山城にいた佐々成政を攻めた時のことです。
秀吉は大軍を引き連れ、小高い丘の上（現在の射水市黒河付近）でひょうたんの馬印を立てて陣を張りました。

数日間の戦闘で将兵は疲れきり水も食料もきれた折、陣中の下程にあった梅林から清水が湧き出ているのを秀吉が見つけました。これを汲み上げて使用したところ、疲れきっていた将兵の士気が上がり、成政の軍勢を無条件降伏させたというのが、『太閤山天然温泉』の由来と云われているそうです。

後に「太閤」と呼ばれ、天下人となった豊臣秀吉。それから400年余りの時が流れ、この歴史の地にて、秀吉の伝説を秘めた名泉を現代風に再現した『太閤の湯』。お風呂には敷地内の地下1200mより湧出する効能豊かな天然温泉を使用し、その温もりが伝える歴史の名残りにほっと心がなごみますよ(〃艸〃)ﾑﾌｯ

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