2025.12.03

富山の家づくり｜二階建てと平屋はどっちが暮らしやすい？メリットを徹底比較します

いえとち本舗富山店スタッフ

こんにちは、いえとち本舗富山です。
いつもコラムをご覧いただきありがとうございます！

いきなり結論ですが、
富山で家を建てるとき「二階建て」と「平屋」に絶対的な正解はありません。
気候・土地のかたち・生活リズムなど、設計の前提がご家族によって異なるためです。

そこでこの記事では、
● 二階建ての良さ
● 平屋の快適性
● 富山ならではの選び方
をわかりやすくまとめています。

読み進めることで、どちらが今のご家庭に合うのか自然と判断できるようになります。

■ まず整理したい｜二階建てと平屋の基本イメージ

二階建ては上下に空間を分けられるため、
敷地がコンパクトでも部屋数と収納を確保しやすい構造です。

一方で平屋は階段がなく、
日々の移動がすっきりして暮らし全体がなめらかになる住まいです。

富山は雪の多い地域であり、
この“つくり方のちがい”が冬場の快適性にも大きく関わります。

■ 富山で選ばれやすい｜二階建てのメリット

① 狭めの土地でも間取りが組みやすい

富山市や高岡市の中心部は、区画が細長い土地も多い地域です。
二階建ては上下の空間で必要な部屋数をまとめられるため、
土地の形状に左右されにくく、間取りが組みやすいのが大きな魅力です。

② 来客スペースと生活スペースを自然に分けられる

生活感を見せたくない部分を二階にまとめたり、
来客時に見せたい空間を一階に配置したりと、
動線の分離がしやすい構造です。

子育て世帯でも、来客時に落ち着いて過ごしやすくなります。

③ 冬でも採光を取り込みやすい

富山は冬の曇天が多く、光が入りにくい日が増えます。
二階の窓は周囲の建物や塀の影響を受けにくく、
冬の明るさを確保しやすいメリットがあります。

暖かい光が届くことで、室内の快適さも変わります。

④ 収納を階層的に確保できる

階段まわり・ホール・納戸など、
“高さ”を活かした収納計画がとり入れやすいのが特徴です。

冬物・夏物・レジャー用品など、季節ごとの荷物が多い地域でも片づけやすくなります。

⑤ 将来の暮らし方にも柔軟に対応できる

こどもが大きくなっても、
勉強スペースや寝室を二階に移すなど生活に合わせて変化させやすいです。
長期間使いやすい住まいといえます。

■ 富山で根強い人気の平屋｜選ばれる理由

① 階段がなく生活の流れがとても自然

家事も移動もひとつの階で完結するため、
掃除や洗濯の負担が軽くなり、行動がシンプルになります。

こどもを見守りながら家事をしたい方にも向いています。

② 家族の気配を感じやすくコミュニケーションが増える

部屋が水平につながっているため、
声が届けやすく、自然と会話が生まれやすい住まいです。

在宅ワークや子育て中の方からも安心できるという声が多いです。

③ 低い構造でメンテナンスがしやすい

屋根・外壁が手の届く高さにあるため、
点検や修繕がしやすく、メンテナンス性にすぐれています。

富山のように冬の積雪がある地域では、
平屋の“点検しやすさ”が大きな安心材料になります。

④ 揺れを感じにくく心理的に落ち着く

建物の重心が低いことで、
地震の揺れが伝わりにくく感じられます。
小さなお子さまや高齢のご家族がいる場合も安心につながります。

⑤ 庭とのつながりをとりいれた暮らしができる

リビングから庭へつながる設計がしやすく、
開放感のある“平屋ならでは”のゆったりした暮らしを実現しやすいです。

アウトドア好きなご家族やペットと暮らす方にも人気があります。

■ 富山で迷ったとき｜どちらに向いているか判断するポイント

◎ 二階建てが合いやすい方

・土地の広さがかぎられている
・部屋数をしっかり確保したい
・来客が多い
・冬の採光を大切にしたい
・収納を多めにほしい

◎ 平屋が合いやすい方

・移動をシンプルにしたい
・階段が心配
・子育て中で見守り重視
・庭と一体の暮らしを楽しみたい
・落ち着いたワンフロア生活を望む

■ 富山の気候で考えるポイント

① 積雪量と屋根の負担

平屋は屋根が広いぶん積雪の重さを受けやすく、
構造計画や雪の処理方法をしっかり考える必要があります。

二階建ては雪が自然と落ちやすい形状にしやすい反面、
一階が冷えやすいため断熱性能が大切です。

② 冬の採光・風の通り

富山の冬は日照時間が短く、
二階建ては光を確保しやすいという利点があります。

平屋の場合は南面の窓配置が重要で、
間取りの工夫で明るさをつくる技術が求められます。

③ 土地の広さと地形

富山は農地が多いエリアでは広い区画が期待できますが、
市街地では奥行きのある土地が多いです。

平屋は広さを必要とするため、
敷地が狭い・細長い場合は二階建てのほうが計画しやすいこともあります。

■ 最後に｜“どんな毎日をすごしたいか”が最適な住まいを決めます

二階建ても平屋も、どちらも魅力のある住まいです。
ですが、最終的に大切なのは
**「家族がどんな時間を送りたいか」**という軸です。

・家事をらくにしたい
・見守りを重視したい
・光をたくさん採りたい
・庭のある暮らしにあこがれる

このような“暮らしの理想”を整理すると、
二階建てか平屋かの答えが自然と見えてきます。

いえとち本舗福井では、
富山の土地条件・雪対策・採光計画をふまえて、
二階建てと平屋の比較シミュレーションをご提案しています。

■ まとめ｜富山の家づくりは「気候 × 土地 × 暮らし方」で選ぶと後悔しません

二階建ては
・土地を抑えられる
・光を取り込みやすい
・空間を分けやすい

平屋は
・動線が楽
・家族の距離が近い
・メンテナンスがしやすい

という特長があります。

富山では気候と土地の条件が住みやすさに大きく影響するため、
あなたの暮らし方に合うほうを選ぶことが満足度の高い家づくりにつながります。