2022.10.08
凱旋門賞
いえとち本舗富山店 スタッフ
10月2日に凱旋門賞が行われましたね。
私は今まで何度も見てきましたが、
ふと、どうやってフランスまでお馬さんを運んでいるのか
疑問に思い調べました。
海外遠征を行う競走馬はまず検疫厩舎に入厩します。
そこで各種検査やワクチン注射などを行い、伝染病などの拡散を防ぐ処置が施されます。
検疫厩舎で一定期間を過ごした後、馬運車で空港へ輸送されます。
空港では、ストールと呼ばれる専用のコンテナに競走馬を乗せます。
ストールの内部には競走馬の食事や水が用意されており、
厩舎の馬房にいるときと同じように競走馬は過ごすことができるそうです。
競走馬は繊細な動物なので、輸送により体重が減ることがよくあります。
大きく減る競走馬では10kg程度減ってしまいますが、
環境に慣れるにつれて減った体重は戻ることもあります。
海外遠征において体重を含む競走馬の状態の維持は大変重要ですが、
ある程度受け入れ態勢が確立している近年の海外
遠征では上手くマネジメントできているそうです。
馬本人には大変なストレスがかかるでしょうが、多くの人の支えがあってレースに出れるように
なっているんですね。
そういう目で見ると海外遠征に限らず1レース1レースが
貴重なものなんだということを改めて実感します。
凱旋門賞に関わる全てのみなさん、お疲れ様でした。
そして素晴らしいレースをありがとうございました。
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